恋のぼんちシート

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

先週は、予定通りに原稿を書き上げたにもかかわらず、こちらのプロバイダの障害があり、結局週末の更新となってしまいました。

今回の障害、最初はホームページの更新がダメくらいだったのですが、そのうちに外部のメールサーバが見られない、プロバイダのメールも送信できなくなるというように徐々に悪化。約5日間、まともにメールも見られない状態になってしまいました。本当にまいりました。

その障害も、とりあえずは落ち着いた模様です。今週からまた週一更新でいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

バス代値上げと暴走(?)バス!

先日、ニュージーランドはインフレ状態というお話をさせていただきましたが、バス代も値上がりしました。今までは、現金でNZ$2(約170円)、メトロカードというチャージができるプリペイドカードでの乗車はNZ$1.5(約130円)だったのですが、先週の月曜日から現金がNZ$2.50(約210円)、メトロカードがNZ$1.90(約160)となってしまいました。なんと約25%アップです。さらに、ニュースを見ていたところ、来年には電気代のアップも計画されているとかいないとか…。対円レートも85円を突破してしまうし、ほんとに困ったものです。

さて、このバスに関して、先日遭遇した事件のお話をさせていただきたいと思います。

それはとある土曜日。シティーのはずれの始発のバス停から、家のフラットの方面に行くバスを待っていたときのことです。

このバス停では、始発ということもあって、よくドライバーの交替が行われます。小さめのバンや乗用車に乗って次のドライバーがやってきて、前のドライバーと交替となるのですが、これがあまりスムーズではありません。交替のドライバーがなかなか現れず、結局予定時刻をかなりオーバーしてから発車なんてことは日常茶飯事です。この日も私の待っているバスのドライバーはなかなか現れず、出発時刻が遅れるのは明らかでした。

出発予定時刻を5分ほど過ぎた頃でしょうか。やっと交替のドライバーが到着。いよいよ出発かと思い、バスに乗ろうと待ち構えていたのですが、どうもドライバーの様子がおかしい。どうやら前述のメトロカードの読み取り機が作動しないようなのです。ぶつぶついいながら何度も読み取り機に認証キーのようなものを差し込むドライバー。しかし、その度にエラーらしき音が出ています。ついにドライバーは無線で何やら会社の方に連絡を始めました。

あらぁ…こりゃ出発はまだ先かな…と思って見ていると、なんとそのドライバー、おもむろに発車準備をするじゃないですか!この日は土曜日だったので、このバスに乗れないと、次のバスまでさらに30分待たなければいけません。「このバス、乗れないの?」とドライバーに目で訴えたところ、「おぅ、あんちゃん。このバスに乗りたいのかい?じゃ、とりあえず乗んな」というようなことを言ってくれました。乗り込んで料金をメトロカードで払おうとしたところ「今、こいつダメなんだよ。とりあえず乗ってな」みたいなことを言っています。「とりあえず?」と思いながらドライバーの真後ろの席におとなしく座った私。なにやらぶつくさ言いながらバスを発車させたドライバー。そしてこの後、ドライバーの「とりあえず」の意味がわかりました。

バスルート

上の図をご覧下さい。紫の赤丸数字がバス停、そして紫の矢印が本来のバスルートです(地図の道はかなり簡略化しております)。そして私の乗ったこのバス、なんと次のバス停の手前でUターンしてしまったのです。(赤の矢印参照)このドライバー、どうやらバス会社に戻って、機械の調整をすることにしたようでした。

「なんか会社の方から人に来てもらうとかできんのかい…ひょっとしてバスを交換するつもり?」なんてことを考えながらも、いつもと違うルートにちょっとドキドキしながら乗っていた私。しかし、本当に驚いたのはバス会社についた後だったのです。

バス会社に着くと、ドライバーは降りて行き、くだんの認証キーのようなものを交換してきたようです。すると今回はあっさりOKとなったようで、私に「OK。じゃ料金払って」というようなことを言ってきました。そして、私の料金支払いも終了し、バスは再び出発。これからルートに戻ってじゃ、だいぶ遅くなるなぁ…そんなことを考えていたのですが…。

バスルートその2

私は、上図の赤の破線矢印のように本来のルートに戻ることを想定していたのですが、ドライバーはスピードをあげて直進。ひとつバス停をはしょって本来のルートに入ったのです。(赤の実線矢印参照)

図の「1」のバス停、実は私もよく使うバス停なのですが、近くにショッピングモールがあり、そこそこ乗客のいるはずのバス停なのです。実は私はこの日、始発のバス停に行くか、この「1」バス停に行くかちょっと迷っていたのです。「1」のバス停には、バスが来るまでのおおよその時間を示す電光掲示板がある(始発のバス停にはない)ので、そっちの方がいいかなぁと思っていたのですが…。あっちのバス停に行かなくてよかったと思うと同時に、こんなのあり?って感じでした。

結局、その後バスは何事もなかったかのようにその後も走り続けました。しかし、あのはしょられてしまった「1」のバス停で待っていた人は、いったいどうしたんでしょう?あと数分で来ると思っていたら、突然消えてしまったバス…。かわいそ過ぎる…。

以前「バスを信じるな」という話を書きましたが、きっとその時もこんなようなことがあったのではないかと思います。どこかが故障して、バス会社に戻ってしまったとか、あまりにも遅れたのでかなりバス停をはしょって行ってしまったとか…。本当に信用できないバスです。

そんなバスなのに値上げすんな〜!

NZで「おやじギャグ」

なおみです。以下の話、お食事中の方は食事終了後にお読み下さい。

先日、仕事でとある牧場に行ったときのことです。その牧場、動物たちの元気がいいのかどうか知りませんが、いたるところにフンがおちていました。ニュージーランド人のドライバー、そして日本人の添乗員の方、私の三人でバスに戻ろうとしていたとき、添乗員の方がそのフンのひとつを踏んでしまったのです。

「おぉ!ふんだな。その靴じゃ、俺のバスには乗せないからな」

と、冗談まじりに言うドライバー。

「それにしても大きなフンだなぁ…。でもこりゃきっと羊のフンだな。これがほんとのシープー(Shee-poo)だ。はっはっは」

冗談を解説するほどつまらないものはないのですが、簡単に解説すると、英語で羊はシープ(Sheep)。そしてフンのことをプー(poo)と言います。(pooはどちらかというと子供の言葉ですけど)そこでこのドライバー、シープとプーをかけて(?)「シープー」と言ったわけです。

私は思いました。

「それって、おやじギャグじゃん…」

つとむのおやじギャグには慣れている私ですが、まさかニュージーランド人から「おやじギャグ」を聞くとは思いませんでした。

添乗員の方、そして私、二人の顔にひきつった笑いが浮かんだのは言うまでもありません…。


と、いうことで、今週はこんな感じで終了です。

なにやら日本では、低気圧の影響で北日本から西日本にかけて大荒れの天気になりそうだとか。該当地区の皆様、是非お気をつけ下さい。

えっ?なんで今回のタイトルが「恋のぼんちシート」なのかって?いやぁ、バスルートの説明用の図を書いているときに、「A地点から、B地点まで、行くあ〜いだに、もう恋をしていたんです♪」と、何故か「恋のぼんちシート」を頭の中で歌いながら書いていたもので、そのままタイトルにしてしまいました。もし、「恋のぼんちシート」で検索してこのページに来てしまった方(っているのか?)「ザ・ぼんち」の話は書いてません。ごめんなさい。

では、また来週お会いしましょう…

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