No.79 鍵屋と写真展と水仙

皆様、いかがお過ごしでしょうか?つとむです。

いよいよ8月も終わりとなります。夏休みも終わりですね。今週はなんたって夏休みの宿題を終わらせるのが目標!なんていう方もいらっしゃったりするかもしれませんね。おっと、しかし北海道はすでに夏休みも終わっているとか。夏休み終了=夏終了というわけではありませんが、いよいよもって、夏も終わりなんだなぁ…という気分がしてくるのではないでしょうか。

一方、クライストチャーチは、初夏のような陽気になったと思えば、その翌日はまた寒くてたまらない、かと思えばまた翌日は暖かくなって…といった感じで、ちょうど季節の変わり目の不安定な天気といったところでしょうか。早いところ、暖かい方で落ち着いて欲しいものです。

さて、今週は「鍵屋と写真展と水仙」と、なんだか三題噺のようなお題のようなタイトルで3つのお話をお送りしたいと思います。

鍵屋?

それは仕事も休みだった先週の水曜日のこと。その日もいつものように朝のメールチェックや、いつも購読しているサイトのチェックなどをしていました。確か8:30頃だったのではないでしょうか。外で車の停まる音がして、一人の男性が家の前を通って隣のフラットの方に消えていきました。ひょっとしたら郵便屋さんが、こちらに戻る前に送った荷物を持ってきたのかも…そんな思いもあって、思わず窓の外を見てしまったのですが、郵便屋さんの制服ではなく、特に荷物も持っていない様子。あ、こりゃ違った…と思って、再びパソコンに向かいました。

家のドア付近5分ほどしてからでしょうか。家のドアの前に人影が見えました。家のドアというのは、左の写真のように全面ガラスになっていて、そこにカーテンが引いてあるだけですので、内側から外の様子はよく見えるのです。その人影は、どうやら先ほど隣のフラット方向に消えて行った男性のようです。

あれ?なんで家にきたんだろう?そんなことを思いながら、その男性の行動を見ていると、ポケットから何かを取り出すと、いきなり家の鍵を開けようとし始めるじゃありませんか!な、何奴っ!!

ちょうどその日は天気がよかったこともあって、外からでは中の様子がよくわからなかったのかもしれません。だから誰もいないと思ったのかもしれません。が、どっこい、こっちは中から見ていたんです。

すぐにドアを開けると、相手の男性はちょっと驚いたような感じで「ここ、○○○○の家?」みたいなことを言ってきます。「違うよ!」と言うと、その男性は車のところに戻って、伝票のようなものを見たかと思うと、「ごめん、ごめん。間違えた」みたいなことを言って、車で去っていきました。

さて、この男性、何者だったのでしょうか?家のドアを開けようとしていた鍵は、どうも新しいものらしく、番号のようなものが書かれた小さなビニール袋から出して使っていました。車にも(あまりよく見なかったので、なんと書かれていたかよくわからなかったのですが)お店の名前のようなものも書かれていたようなので、おそらく鍵屋さんが納品に来たのだと思うのですが…まさか、どろぼう?

いずれにしても、知らない人の持っている鍵で、家のドアが開かなくてよかった…と、変なところでほっとしてしまいました。

写真展!

不審な鍵屋が来たその日、美術館(Art Gallery)で行われている「CECIL BEATON PORTRATES」という写真展を見に行ってきました。別に専門的に写真を撮っているわけでもなく、またこの写真家を知っていたというわけではなかったのですが、この写真展の広告に使われていたマリリン・モンローやエリザベス・テイラーといった女優さんの写真がとても綺麗だったので、ちょっと他の写真も見てみたいなぁと思たのです。

パンフレット美術館自体は無料で見られる(いちおう、寄付金制になっています)のですが、この写真展は特別展ということで、大人NZ$12と有料でした。果たしてお金を払うだけの価値があるものなのだろうか…と、数々のぬる〜いイベントを見てきた私としては、若干の不安がありました。が、その不安は良い方向で裏切られました。

写真にあるのが入場券代わりに渡されるパンフレットなのですが、表紙にオードリー・ヘプバーン、中には若き日のエリザベス・テイラー、そして広げるとマリリン・モンローのポスターになるという、なかなかの優れもの。この段階で好感度アップ!となりました。そして肝心の展覧会ですが…これまたよかったのです。1920年代から順に展示されていたのですが、昔の俳優や女優、著名なデザイナーやイギリス王室の方々など、けっこう知っている人の写真が多く、「へぇ〜この人って、こんな感じだったんだ…」なんていう感じで楽しめました。また、知らない人についても、さすが写真展をやるくらいの写真家の写真、思わず見つめてしまうものが少なくありませんでした。(写真展は撮影禁止なので、展示されていた写真の写真はありません。ご了承ください)

この写真展は9/10まで行われています。期間中にクライストチャーチにいらっしゃってお時間のある方は、のぞいてみてはいかがでしょうか。NZ$12分は十分楽しめると思いますよ。

水仙の日

さて、日付は変わって8/25。この日ニュージーランドは「DAFFODIL DAY(訳すと水仙の日)」でした。こう書くと、なんだか祝日みたいな感じがしてしまいますが、別に祝日というわけではなく、ニュージーランドのCancer Societyというところがガン研究のための募金を募る日なのです。この日は街角にこの募金を集める人が立ち、募金した人にはちょうど日本の“赤い羽根募金”のように“黄色い水仙の花飾り”が渡されます。ですので、この日は多くの人たちが胸にこの水仙をつけて歩いていました。

募金を募るおばさまたち募金と聞くと、決して裕福な生活を送っているわけではない私としては、うちが募金してもらいたいくらいだぁ…という気持ちになってしまいます。しかし、周りみんなが胸に水仙を見ていたら、そんなことを言ってちゃいかん、こういうものは額の大小ではなく気持ちなんだ…という考えに変わり、結局募金することにしました。写真は私が募金したおばさまの写真です。お願いして撮らせいただいたのですが、「何で私たちの写真?」って感じで、おもいっきり笑われてしまいました。

こうして私も胸に水仙を咲かせることができたのですが、仕事中にちょっと走り回ったときに、この水仙の飾りをどこかに落としてしまいました。なので、この飾りの写真を掲載することができませんでした。とほほ。

北海道のなおみより

さて、続いてはなおみの方から、北海道の様子を伝えていただきましょう。 最後に北海道は札幌の実家にいるなおみから近況報告をしていただきましょう。札幌のなおみさ〜ん?

はいは〜い。札幌のなおみで〜す。冒頭につとむが書いたように、北海道ではすでに夏休みは終わっています。でも、まだまだ暑い日が続いています。もう、どうなっちゃたんでしょうか?これも地球温暖化のせい?それはともかく、先日、ニュージーランドを思い出しながらジンギスカンを食べました。やっぱりラムはジンギスカンが最高です。おいしかったで〜す。

な、なに!ジンギスカンですと!うーむ。私も食べたい…。ラム、買ってくるかなぁ…。


と、いうことで、今週はこんな感じで終了です。

先週ちょっとふれたバスケットのワールドチャンピオンズ(バスケット世界選手権)ですが、日本対ニュージーランドの試合が行われましたね。私はスポーツニュースで見たのですが、ニュージーランドの劇的な逆転勝利だったようですね。スポーツニュースの映像で、ニュージーランドが放った逆転のゴールが決まった瞬間、私は思わず「よっしゃぁ!」と声を出してしまいました。だって、日本の選手よりニュージーランドの選手の方が知っているので、親近感がわいちゃうんですよね。日本代表を応援していた日本のみなさま、ごめんなさい。

と、いうことで、また来週…。

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