ダニーデンに行ってきた

異常気象でまったく夏らしくなかったクライストチャーチですが、２〜３日前からまさに「夏」という天気になりました。昨日（１５日）は最高気温が３３度！クライストチャーチの夏の平均気温が２２〜３度なので、逆に異常に暑くなってしまいました。今日（2005/01/16）の夜の天気予報を見る限り、３０度を超えるということはないものの、しばらくは夏らしい天気が続きそうです。

南島第２の都市、ダニーデン

今回こちらに来る前（2004/11以前）にもニュージーランドには来たことがありましたが、クライストチャーチ以外では、北からオークランド、ロトルア、ワナカ、クイーンズタウンしか行ったことがありませんでした。で、ちょっと違うところも行ってみようということで、１２〜１３日の一泊二日でダニーデンに行って来ました。

ダニーデンは、クライストチャーチに次ぐ南島第２の都市で、クライストチャーチから３６０ｋｍほど南に位置しています。この街はスコットランド入植者によって築かれた街で、クライストチャーチが「イギリス以外で最もイギリスらしい街」と言われるのと同じように、ダニーデンは「スコットランド以外で最もスコットランドらしい街」と言われています。

クライストチャーチからはバスで…

さて、クライストチャーチからダニーデンまでは、バスでの移動となりました。飛行機も出ているのですが、距離や費用を考えると、あまり一般的ではないと思われます。また、鉄道での移動もできるのですが、一日一本しか走っておらず、時間もバスとあまり変わらないくせに費用はバスの倍くらいしますので、こちらもあまり一般的とは言えないでしょう。

そんなわけで、私たちもバスでダニーデンまで行って来ました。料金はバス会社によって若干違うのですが、NZ$30〜45くらい。時間は片道約５時間４５分の旅となります。(*1)
朝８：００頃にクライストチャーチを出発、午後２：００前にダニーデンに到着。(*2)
到着後、シティーの中心（ここは「オクタゴン」と呼ばれています）にあるインフォメーションセンターに行き、泊まるところの情報やツアー情報を収集することにしました。

(*1)
料金の違いは、バスの大きさです。当然、高い方が大きなバスになります。私たちは、行きは高い方（大きい方）のバス会社を使ったのですが、なぜか途中で小さなバスに変更となってしまいました。これなら、安い方でよかった…(T_T)

(*2)
午前８時から午後２時じゃ、６時間じゃないか…って、その通りです。でも、この日は出発が15分遅れたため、到着も15分遅れたのでした…。

ダニーデンの観光としては、市内に点在する博物館や歴史的な建造物があります。そしてもうひとつが、中心部から車で30分ほどで行けるオタゴ半島でのエコツアーがあります。特にオタゴ半島先端にあるアホウドリの保護区「ロイヤルアルバトロスセンター」や、イエローアイドペンギンの保護区「ペンギンプレイス」を回るツアーが人気です。また、このオタゴ半島の中央部には、ニュージーランドで唯一「城」と名のつく建造物「ラーナック城」があり、ここも人気があります。

そこで私たちは、ダニーデンに到着した日に現地の観光案内所に行き、その日に「ペンギンプレイス」に行く半日ツアーに、翌日の午前中は、市内観光と「ラーナック城」観光のセット半日ツアーを申込むことにしました。

ペンギンとアルバトロスとお城

そんなわけで、半日ツアー２本に参加したのですが、“ペンギン半日ツアー”の方は、しっかりペンギンが見られました。

ちなみにこの半日ツアー、ペンギンかアルバトロスのどちらを見に行くかを選ぶのですが、ツアーバスの経路の関係で、いったんアルバトロスセンターにも立ち寄ったので、そのときに車窓からアルバトロスも見ることができました。ちょっとラッキー。

さて続いて翌日の“市内観光とお城半日ツアー”ですが、しっかりお城が見られました。（そりゃそうだろ…そのツアーなんだから…）

こぼれ話

これだけだと、ただの観光報告なので、こぼれ話を。

• ダニーデンの宿泊は、市内のモーテル（って言っても、日本のラブホテルではないですよ〜。モーターインホテルです）に泊まることに。久しぶりにバスタブにつかれるかなぁ…と期待していたのですが、そのモーテルはシャワーだけでした。とほほ。まぁ、安かったんでいいですけど。
• ２日目の市内観光のときのこと。バスがとある観光スポットに止まって、ガイドのおじさんが英語でなにやら「バスを降りろ」みたいなことを言っていたので、降りようとしたら、「おまえらは、ここで降りちゃダメだ！バスに戻れ！」と怒られてしまいました。とほほ。だってなんて言ったか、よくわからなかったんだもの…
• 帰りのバスのこと。隣の席に「はじめてのおつかい」状態の子供二人組が座りました。「おっちゃん、このバスはクライストチャーチ行き？」というようなことを聞かれたので「んだ、んだ」と答えたまではよかったのですが、暇そうな彼らは、更に何か話しかけてこようとしています。しかし、よく聞き取れないのです。相手が子供なので、何度も何度も聞き直すこともできず、聞こえないふりをしてしまいました。ごめんな、子供達。
  ちなみに、シティーからの帰りのバスもなぜかこの子供達と一緒になってしまったのですが、私が目を合わせないようにしたのは言うまでもありません。すまんな、子供達。

いちおう英語の勉強はしているのですが…まぁ、こんなもんです…(T_T)

一時帰国します

さて、私（つとむ）は、２００５年１月２３日に一旦日本に戻ることになりました。と、いうことで、来週は更新をお休みさせていただきます。

その後の日本にいる間でも、このページを更新するくらいのネタはありそうなのですが、日本にいて「クライストチャーチ便り」もなかろう…という話もなきにしもあらず…。

と、いうことで、なおみにクライストチャーチの様子をレポートしてもらおうか…ということも考えております。

では、また。