帰って来たなおみ特派員編（その３）

皆様、いかがお過ごしでしょうか？

なんだか東京も先週は寒い日が続いたような気がします。まぁこの時期はこんなもんと言えばこんなもんだと思わないではないのですが、なんとなく冬に向かうニュージーランドから、夏に向かう日本に来たという妙な思い込みがあるせいかもしれませんが、なんだかすごく寒く感じます。かといって、梅雨に入ってジメジメ、ムシムシの天候になられても、それはそれで勘弁して…という感じになってしまいますけど。

さて、今週も「なおみ特派員」より、クライストチャーチの様子を伝えていただきたいと思います。

では、クライストチャーチのなおみさん…よろしく！

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はい。それではクライストチャーチより、なおみがお伝えいたします。

冬のクライストチャーチ。それでも先週は、天気がよく昼間は暖かいという日がけっこうありました。
こちらでは、これからインフルエンザのシーズンになるようで、ＴＶで予防接種のコマーシャルが流れるようになりました。ちなみに、６５歳以上は無料で予防接種が受けられるみたいです。

ラグビーを見に行った

先週の金曜日（5/13）、ラグビーを見に行きました。

前簡単に紹介しましたが、スーパー１２というニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの三ヶ国の地区代表プロチームのリーグ戦の最終戦。クライストチャーチをフランチャイズとするクルセイダーズと、ニュージーランドの首都ウェリントンをフランチャイズとするハリケーンズの一戦です。最終戦と言いましたが、正確には総当たりのリーグ戦の最終戦で、この後、上位４チームによる決勝トーナメントが開催されて、その勝利チームが２００５年のスーパー１２のチャンピオンチームということになります。地元クルセイダーズは、この最終戦の前の段階で２位。ここで負けても４位以内は決定という状態でしたが、かなりお客さんも入って、大盛り上がりでした。

ちなみに、ニュージーランドにも地元意識のようなものがあり、北島のオークランドをフランチャイズとするブルーズとの試合や、今回のクルセイダーズの試合などは、いわば「巨人 vs 阪神」みたいな感じになるようです。そんなことも、すでにある程度順位が決まっていながら、たくさんのお客さんが来ていた要因になっているのかもしれません。

さて試合のほうですが、４０−２０でクルセイダーズが勝ちました！これで、クルセイダーズの２位以内が確定、来週行われる決勝トーナメント一回戦の試合もクライストチャーチで行われることが決まりましたので、また見に行こうかなぁ…と思っています。

「こんなもん食べてみた」コーナー

帰って来た「こんなもん食べてみた」コーナーです。今回は「タマリロ」という食べ物です。
この「タマリロ」について、Gekkan NZという日本語情報誌に説明が出ていましたので、それを引用させていただきます。

和名は「キダチトマト」果物と野菜の中間のような甘さ。体を老化させる活性酸素を除去する働きに優れている。ビタミンCと鉄分も豊富。
そのまま食べる時は、砂糖をかけると独特の酸味が中和される。煮詰めてチャツネにするとおいしい。

ということで、すっぱいものは苦手なのですが、なぜかまた「独特の酸味」があるものにチャレンジすることにしてしまいました。

引用した説明ではチャツネにするといいとのことですが、チャツネにするほどは買っていません。また、お友達の日本人の方から「半分に切って砂糖でコンポートのように煮てもおいしい」と言われたのですが、そのまま食べてみることにしました。
どんな感じのものかというと、大きさは卵くらい、中には黒い小さい種がつまっていて切ったところの見た目は「パッション・フルーツ」みたいな感じです。

タマリロを切るとこんな感じ

砂糖をかけてもよいとのことですが、朝のシリアル用に使っているハチミツがあるので、ハチミツをつけて食べることにしました。
すると…ハチミツの甘さでうまく中和されたのでしょうか。それほど酸っぱい感じはなく、まずまず（って不味いわけではないです）って感じでしょうか。

日本でも売られているのかどうかわかりませんが、活性酸素を除去したり、ビタミンや鉄分が豊富なんていうことが「おもいっきり…」とか「あるある…」とかで紹介されたら、ブレイクするかもしれませんね。

少々短いですが、今回はこんなところで東京にお返ししたいと思いま〜す。

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はい。ありがとうございました。

あ〜あ…ラグビー見に行きたかったなぁ…く、くやしいぃぃぃ…。