ニュージーランド・クライストチャーチでの生活の様子をお届けしております…
面接に行った
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今週はパキスタンの方で大きな地震があったようですね…。アメリカのハリケーンやら、アジアの方での洪水やら、そして先日読んだニュースではアマゾン川の水位が、過去30年で最低のレベルにまで落ち込んだとか。なんだか、映画「デイ・アフター・トゥモロー」のようになるのも近いのでは…なんて気がしてしまいます。
クライストチャーチが相変わらず寒いのも、こうした異常気象と関係あるんでしょうか?
つとむ面接に行く
と、いうわけで、今週は私、つとむから。
見出しの通り、先日、就職の面接に行って来ました。本日(10/10)現在、結果が出ていないので、会社の名前や業務内容等についてのあまり詳しい説明はなしとさせていただきたいと思いますが、この会社は日本人の経営する会社で、面接も日本語で行いました。
さて、なぜ面接を受けることになったかと言うと、実は「これこれこういう仕事があるんだけど、申込んでみる気ある?」という感じで、なおみの友人の友人からご紹介があったからなのです。最初お話を受けたとき、実際に面接を受けてみるかどうか迷ったのですが、なおみとも相談して、せっかくのお話だから、受けてみようということになったのです。
お話をいただいた翌日に早くも面接という段取りとなり、一着だけNZに持って来たスーツをひっぱり出したり、履歴書と職務経歴書を作成したり(ただし、どちらも日本語で)と、なんだかばたばた。明日は早起きしてシャワーを浴びていかなければ…なんて考えて寝たのです。
そして朝。なんと外は雨…しかも風も強く、用事がなければ外出したくない…そんな天気でした。
「なんだか、幸先悪(さいさきわる…)」
さすがに雨風が強く、歩いては行けないと判断、バスで面接場所のあるシティーまで出ました。紹介いただいた方との待ち合わせの時間には少し早くついたので、本屋で立ち読みなどをしていると、雨脚はかなり弱くなりました。
よしよし…と思って、待ち合わせの場所に立っていると、再び風が強くなり始め、雨も降って来ました。持って行った折りたたみ傘は、見事に“おちょこ状態”…。
それでもなんとか紹介者の方と落ち合って、面接場所の事務所に出向いたところ、諸般の事情で夕方から面接ということにしてもらいたいとのこと…。
結局、一度家に帰って、夕方再度出直しとなってしまいました。とほほ。
肝心の面接ですが、小一時間ほどお話をさせていただきましたが、私の思っていることは素直に言えたかなぁと思っています。あとは、会社の方がどう思ったかというところですので、結果がどうなるかはわかりません。
いちおう、来週には結果が出ている予定ですので、またこの中でお知らせしたいと思います。
怒れる運転手(ドライバー)
なおみです。
車の無い私たちの移動手段は、基本的に徒歩なのですが、路線バスもけっこう利用しています。今回は、その路線バスに乗っているときに見たドライバーのお話です。
日本でも多かれ少なかれあることだとは思いますが、こちらの路線バスのドライバーさんたちには、いろいろな人がいます。妙に運転が荒っぽい人、そんなに飛ばさなくても…というくらい飛ばす人、かと思えば、妙に慎重な運転をする人や、止まらなければならないバス停を見落として通り過ぎそうになってしまう人などなど、本当に様々です。ラジオをかけながら運転している人もいるのですが、乗客が少ないと、ラジオにあわせて歌っている人までいます。
さて、先日、私の勤めている会社の事務所まで行くときにバスに乗っていたときのこと。とあるショッピングモールのそばでバスが止まったときのことです。場所がショッピングモールということもあり、お年寄りを含め何人かのお客さんが乗ってきました。そして、待っていたお客さんが乗り終わったかなぁと思ったとき、ドアの外にちょっと悪そうな(と私には見えた)若いお兄ちゃんが二人ほど立っていました。乗って来るのかなぁ…と思っていたのですが、どうやら友達を待っているようで、バスの方とバスの後ろの方を交互に見ているだけで乗って来ません。ドライバーもちょっとだけ待ったのですが、乗ってこないと判断してドアを閉めてバスを発車させました。
しかし彼らはやはりバスに乗るつもりだったようで、なにやら抗議と思われる叫び声をあげました。その瞬間、バスの後方で「ぼこっ」という音がしました。彼らの誰かがバスを叩いた(蹴った?)ようです。
日本で仮にこんなことが起こったらどうなるでしょう?運行スケジュールの問題もあるので、おそらくそのままバスは次の停留所へ向けて行ってしまうのではないかと思います。
しかし、このバスのドライバーは違いました。おもむろにバスを止めると外に出て、その若者たちに向かって叫ぶじゃありませんか!よくは聞き取れなかったのですが、
「てめぇら何しやがった!こちとら乗ってくるのか来ないのかわかんねぇ奴をのんびり待ってるほど暇じゃねぇんだ!!今度こんなことやったら、ただじゃすまねぇぞ!こんちくしょうめぇ!」
というようなことを言っていたようです。
そしてバスに戻り、無線で次のバスか本部に事の顛末を報告、再びバスを走らせはじめました。さすがにこの行動には、バスに乗っていた他の乗客もちょっと驚いたような感じで、バスの中の空気も一瞬凍り付いたようになりました。ドライバーもそれを察知したのか、運転席の側に座った年配の方に、
「いやぁ、すみませんねぇ…。それにしても近頃の若いもんときたら、何しでかすかわからんからねぇ…」
みたいなことを話しかけていました。話しかけられた年配の方は「いいのよ…」「そうねぇ…」みたいな感じの返事をしていましたが、心なしか顔が引きつっていました。
このドライバーさんの行動には、ちょっとびっくりしましたが、同時にちょっとかっこいいなぁと思いました。やはり子供が悪いことをしたら、きちんと大人が叱らないといけないし、それをちゃんとやっているんだなぁ…なんて、ちょっと深読みまでしてしまいました。
ちなみにこのドライバーさん、けんかが始まったとしても、おそらく勝つだろうというくらい、がっちりした人でした。だからあんなことできたのかな?
と、いったところで今週は終わりです。
日本もどんどん寒くなってきていることと思います。季節の変わり目、風邪などひかぬ様、お気をつけてお過ごし下さい。
それでは、また来週お会いしましょう…