No.82 クイーンズタウンに行ってきた

皆様、いかがお過ごしでしょうか?つとむです。

先週はちょっとばたばたとしており、予定外のお休みをいただき失礼いたしました。「何故更新されないんだ!」「どうした?つとむは死んだのか?」といった問い合わせ(?)も特になく、心おきなくお休みさせていただきました……。

それはさておき、いよいよ9月もあと一週間ほどで終わりです。あまりの早さにびっくりです。年をとるたびに、人生に占める一年の長さが短くなる(例えば5歳の子にとって一年は人生の1/5ですが、50歳の人にとっては1/50にしかならない)ため、毎年一年が短く感じられるという「人生相対性理論」というのを聞いたことがあるのですが、まさにそんな感じがしてしまいます。え?私にとって一年は人生のどのくらいを占めるかですか?ま、いいじゃないですか、細かいことは……

クイーンズタウンに行ってきた

さて、今週は何の話を書こうかと、ちょっと悩んでいたのですが、結局先週書く予定だったお話を。

実は私、先々週二泊三日でクイーンズタウンの方へ行っておりました。と、言っても、別に遊びに行ったわけではなく、仕事がらみで行って来たのですが。

このクイーンズタウン旅行、現地の宿泊施設については、自分で決めることになっていました。クイーンズタウン出発の前日まで別の仕事が入っていたこともあって、この際現地に着いてから泊まるところを決めてもいいかなぁとも思っていたのですが、到着時刻もあまり早くはありませんし、やはり決まっていた方が安心ということもあったので、出発の前日の夜、インターネットでホテルの予約をとることにしたのです。諸般の事情から、安く泊まれるところを探していた私は、このサイトにも広告を掲載している「Rates to Go」という、直前予約による割引料金が利用できるサイトでホテルの検索を行いました。

そして、けっこう安い値段で泊まれるホテルを見つけたのですが、どうもそのホテルの場所がよくわかりません。インターネットのそのホテルのページや、ニュージーランドの地図情報のページなども見たのですが、どうも今一つどのくらいの距離なのかがわからなかったのです。そうだ!日本から持ってきたガイドブックに載っていないだろうか?と、探してみたのですが載っていません。こりゃやめた方がいいかなぁと思った瞬間、私の目にある別のホテルの住所が目に入りました。このホテル、私が予約しようかと迷っているホテルと、同じ通りにあったのです。同じ通りとは言え、住所の番地をみると、それなりに離れてはいそうだったのですが、そのホテルは町の中心にある観光案内所から「徒歩10分」と書かれています。「なになに、○○ホテル(本に載っていたホテル)まで徒歩10分なら、××ホテル(予約しようかどうしようか迷っていたホテル)まで、倍かかったとしたって20分じゃない。十分徒歩圏内だ!」と結論付け、結局この××ホテルを予約したのです。後で後悔するとも知らずに……。

クライストチャーチにないもの

さて翌日、定期観光バスに揺られること約12時間(途中休みをとっているので、12時間バスに乗っていたわけではないのですが、トータルこのくらいの時間かかりました)、クイーンズタウンに到着しました。時刻は18時30頃だったでしょうか。町の中心から少しだけ離れたあるホテルの前でバスを降り、私の予約したホテルがあるはずの方角へ歩き始めました。

「いやぁ、だいぶ陽も延びたなぁ…」なんてことを思いながら歩いていると、私の目の前に、クライストチャーチではほとんど見かけない、"それ"が目にはいってきました。"それ"とは……"坂"です。カンタベリー平野に位置するクライストチャーチ、中心部には坂がありません。カシミヤヒルやポートヒルといった丘もありますが、普段それほど行くことはありません。なので、目的地までに"坂がある"という認識がまったくなかったのです。

「ちょっと失敗だったかな…」

この段階で、そんな感じもしたのですが、とりあえずは行くしかありません。しかしこの坂が、思った以上に厳しいものでした。平地なら30分くらい平気で歩きますが、坂道は厳しい…。

私がガイドブックで見た○○ホテルについたのは、歩き始めてからすでに15分ほど経ってからでした。

「徒歩10分なんて嘘じゃん…」

この段階で私は、田舎から出てきて念願の一人暮らしを始めようと思ったら悪徳不動産屋にひっかかって、資金礼金を相場以上にふんだくられた上に、築20年以上のぼろアパートに住むことになってしまった純真な大学生のような気分になっていました。しかい私の予約したホテルはまだまだです。だんだんと暗くなってくる中、私はひとりとぼとぼと坂を上っていきました。

すると、道が二つにわかれているじゃありませんか。片方は更に上る道。もう一方はやや下り坂になっていて、その先にはホテルらしきものも見えます。坂に疲れてきた私は、不吉な予感を感じながらも、下り坂の方を選択しました。坂の上から見えていたホテルは私の予約したホテルではありませんでした。そして、ちょっと間は下り坂となっていたその道は、私をあざ笑うかのように、再び上りに転じていきました。そして次第に住宅地に入っていき、どう見てもホテルがありそうな雰囲気ではなくなってきたのです。やはり不吉な予感を信じ、もう少しの苦行を選択しておけばよかったのです。そう、私は間違った道を選択してしまったのです。

この段階で歩き始めて約30分。空もかなり暗くなってきました。予約の際に指定していたチェックインの時間はとうの昔に過ぎています。私は疲れた体に鞭打つように、少し小走りに来た道を戻り、先ほどの分岐点から坂を登り始めました。

歩き始めてから約一時間後、私は汗だくになりながら、やっと予約したホテルに着きました。もう、精も根も尽き果てたという感じで部屋に入ると、さっそく汗でぐっしょりとなったシャツを脱ぎ捨てたのでした。

そしてロボット

この坂登りは、思わぬ副産物を私にもたらしました。

翌日のお昼頃、この日も観光バスに乗っていた私は、休憩所で体の異変に気がつきました。

「し…しりが痛い…」

そうです。普段坂道をほとんど歩かないために、全く使われていなかった部分の筋肉をいきなり使ったため、その部分が筋肉痛になってしまったのです。徐々に痛みを増す臀部と股の筋肉に、この日から二日間、私は油の切れかかったロボットのような動きとなり、人知れず「いたたたた…」とつぶやきながら歩く羽目となったのでした。

北海道のなおみより

さて、続いてはすっかりおなじみになりました“なおみの北海道便り”です。札幌のなおみさ〜ん?

はいは〜い。札幌のなおみで〜す。本州の方では、まだ夏の名残りというところもあるかもしれませんが、北海道は秋、いえ、冬に向かってまっしぐらという感じになってきました。さすがに札幌はまだですが、大雪山では初雪が降り、冠雪が始まっているようです。

北海道が寒くなってきて、クライストチャーチが暖かくなってきたからというわけではありませんが、もうすぐこのコーナーも終わって、本当の意味での「つとむとなおみのクライストチャーチ便り」に戻る予定です!

えっ!そうなの?えっ、いつよ?まだくわしく聞いてないよ!?お〜い……


と、いったところで今週は終了です。

日本は秋の台風シーズンになりましたね。インターネットのニュースで見たのですが、先週の台風では、九州で亡くなった方も出たようで…。こうした天災は、なかなか気をつけたからと言って回避できるというものでもありませんが、備えをしておくことで被害を最小限に押さえることができるのではないでしょうか。すでに被害の出てしまった地域の方々にはお見舞い申し上げると共に、今後大きな被害が出ることがないよう、遥か南半球よりお祈りいたします。

最後にひとつ、クライストチャーチ在住の方向けのお知らせを。私の友人が今週末ガレッジセールを行います。英語の教材から洋服、ガラス製品などなど、いろいろとりそろえて行うとのことです。興味のある方は、左の「メールしてみる」から私までメールしてください。折りかえし詳細をお知らせいたします。

では、また来週まで、さようなら…

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