ニュージーランド・クライストチャーチでの生活の様子をお届けしております…
No.95 夏の風物詩
一週間のご無沙汰でした。つとむでございます。皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
少しは夏らしい日が増えてきたような感じがするクライストチャーチですが、安定しないのは相変わらず。昨日(1/18)は“まさに夏!”という感じの天気だったのですが、今日(1/19)は雨が降り出してちょっと寒いくらいです。
さて、そんなわけで気分的にはいまひとつ“夏”の感じがしない日ではありますが、タイトルは「夏の風物詩」として、クライストチャーチの夏関係のネタをお伝えしたいと思います。
ヘッジホッグ登場!
なおみです。私からはクライストチャーチの夏の風物詩と言えばこれ!ヘッジホッグのお話を。
ヘッジホッグというのは、ハリネズミのことです。このハリネズミ、イギリスから持ち込まれたもののようですが、クライストチャーチの一般家庭の庭などに住んでいて、暖かくなってくると現れるのです。このハリネズミくん、夜行性なので、昼間現れることはほとんどないのですが、夜、道路に出てきて車にはねられてしまったものをよく見かけます。最初見たときは、くりのいが?なんて思ってしまいましたけど、ハリネズミだったんですよね…。生きているハリネズミは、つとむと散歩に行ったときに一度、かなり弱ったハリネズミくんを見たことがあるだけだったのですが、実は昨年のクリスマスに友人のところに行ったときに、かなりじっくり見ると同時に撮影にも成功したのでした。
はい。こちらがハリネズミくんです。
いかがでしょうか?こんなもんが一般家庭の庭にいるなんて、クライストチャーチって…。
ところでこのハリネズミ、こちらではまさに“ネズミ”と同じで“汚いもの”という認識で、病原菌などを持っていると思われているので、素手で触ってはいけないといわれています。私たちはハリネズミがくるっと丸まるところを見たいと思ったのですが、触ることはできません。そこで、くつでちょんちょんと蹴ってみることにしました。蹴るといっても触る程度なのですが、やはりハリネズミくん、生命の危険を感じたのでしょう。丸まってやり過ごすのではなく、なんとかこの場から逃げ出そうと必死の逃走を試みたのでした。そして、穴を見つけた彼はそこに潜り込もうとしたのですが…
見事にはまってしまいました。
心なしか、困ったような顔のハリネズミくん。
なんとか逃げようとするために、どんどん穴にはまっていくハリネズミくん。その必死な姿に思わず大笑いしてしまいました。
結局、自力では抜けられなくなってしまったハリネズミくん。ちょっとかわいそうでしたが、顔の方をちょっと押してあげたところ、なんとか脱出、その後まさに脱兎のごとく庭の奥の方へ逃げていったのでした。彼(ひょっとしたら彼女?)が今でも元気にあの庭にいることを祈らずにはいられません。
なんたって、BBQ!
ふたたびつとむです。
クライストチャーチ、いえ、ニュージーランドの夏の風物詩と言えば、そう。BBQ(バーベキュー)です。クリスマスにはBBQなんていう家もあるという話も聞くくらい、ニュージーランドの夏には欠かせないものでしょう。残念ながら、私たちの家にはBBQパーティーをするほどの庭もありませんし、BBQコンロなども日本に置きっぱなし。そんな訳で、あまりBBQに縁のない生活を送っている私たちではありますが、つい昨日、私の会社の社長宅にてBBQパーティーがあるということで、(私だけですけど)行ってきました。
どうです!この肉!!
肉だけではありません。同僚がこの日海で釣ってきた魚も登場。おいしかったです。
そして、やはりBBQにはビール!ということで、がんがん飲んでしまいました。
最初は庭で、そして日も沈み寒くなってきてからは家の中に移動してのパーティー、まさにニュージーランドのお夏を満喫させていただきました。
Busker達がやってきた!
そして、一昨日の1/18から、クライストチャーチの夏の風物詩となった「World Buskers Festival」が始まりました。
今年日本からは、一昨年にも参加していた「が〜まるちょば(GAMARJOBAT)」が来ました。一昨年も見に行って大爆笑だったこともあり、今年も早速見に行きました。
前回はステージでのパフォーマンスをけっこう後ろの方から見たのですが、今回はまさに“大道芸”という感じの屋外でのパフォーマンスを、最前列で見させていただきました。いやぁ、笑った笑った。時間があれば、もう一度くらい見に行きたいと思います。クライストチャーチにいらっしゃる方は、是非、見に行ってみてください!
と、いうことで、今週はこれで終わりです。
日本はまだまだ寒い日が続くことと思います。体に気をつけてお過ごし下さい。クライストチャーチは…もう少し夏らしくならないもんかねぇ…まったく…。
では、また来週…