バスを信じるな

早いもので、4月になりました。日本で4月と言えば、新年度、新学期と、多少なりとも「新しい季節だ!」という感じがありますが、こちらニュージーランドでは、特にそうしたこともなく、ごつ普通に新しい月になったという感じです。

また、風も冷たくなり、冬と言う感じが日に日に強くなっているように思います。

かすべ

この間、こちらに来たときにお世話になったB&BのMINNA HOUSEさんのところへ遊びに行き、夕食をごちそうになりました。いやぁ、さすがにお客様にも食事を出しているだけあって、どの料理も手が込んでいて、味も格別。私たちの場合、どうしても普段は二人だけの食事ということもあって、そんなに手の込んだ食事をしていませんし、外食ということもあまりないので、ともかく、感動してしまいました。

さて、そのとき出て来た料理の中に、エイヒレの塩焼きがありました。だいたい東京では、エイヒレと言えば飲み屋で出てくるかわいた感じの、まさに「ヒレ」というものなのですが、北海道では「かすべ」と呼ばれており、一般的には煮付けにして食べているようです。
その「かすべ」に塩をして焼いたものを出していただいたのですが、これが非常にうまい!東京あたりのエイヒレでは、ほとんどヒレの軟骨だけを食べる感じですが、この塩焼きでは、ちゃんと身もついていて、これがけっこうほこほこした感じでおいしいのです。かみさんは「かすべだ〜、かすべだ〜」を連発。おそらく一番感動していたのではないでしょうか。

この「かすべ」、シティーにあるFish Marketで手に入るということで、早速私たちも買いに行って、食べてみることにしました。

これが、今夜のおかずとなった「かすべ」を焼いているところ。

かすべを焼いているところ

ちなみにこのかすべ、売値は約NZ$5.50/kgで、この写真の大きさのもので、およそNZ$1.50(約120円)で買うことができました。

焼いた後、辛しマヨネーズをつけていただいたのですが、おいしかったですよ。

バスを信じるな!

バスと言えば、日本でも時間についてはあてにできない交通機関でありますが、ここクライストチャーチのバスも同じように、いえ、それ以上にあてにできない交通機関です。そのバスにまつわる話を。

証言1:なおみさん(仮名)の体験談

あれは、朝、仕事で空港に向かったときの話です。

車を持っていない私は、空港に行く場合は基本的にバスで移動します。ただ、バスで移動といっても、家の近くからは空港へ行くバスが出ていないので、途中で乗り換える必要があります。面倒と言えば面倒ですが、仕方ありません。

その日は、お昼前に空港でお客様のピックアップがあり、いつものようにバスで行くことにしました。私もバスの時間はあまりあてにならないことは知っていたので、その日もかなり早めに家を出ました。そして、家の近くのバス停でバスを待っていたのです。

ところがです。予定の時間になってもバスが来ないのです。この待っているバスが空港まで直接行くものならいいのですが、途中で別のバスに乗り換えなければならいのです。私はだんだんとあせってきました。

そして、予定の時間より20分くらいおくれてやっと来ました。これでなんとか間に合うだろうか…そう思っていたのですが、なんとこのバス、途中でポリスに止められ、ドライバーがそのポリスとなんだかわからない話をしているうちに、空港行きのバスに抜かれてしまったのです。

私はあせりました。ひょっとすると、このままでは間に合わなくなるかもしれない…。

そして、乗り換え予定のバス停で降りて、時刻表を確認すると、次のバスでは間に合わないことがわかりました。仕方なく、運良く近くに止まっていたタクシーに乗って空港に行き、なんとか遅れずにすみましたが、まったくバスは信用できないということがよくわかりました。

ちなみに、タクシーに乗ったのはよかったのですが、ちょうどその日は現金を持っておらず、タクシー代がNZ$2くらい足りなかったと言うおまけつきでした。ただ、タクシー代は、運転手さんにお願いしたところ、まけていただくことができました。よかった…(^_^)

証言2:つとむさん(仮名)の体験談

それは、Sumnerという海岸へ行った帰りのことです。

その海岸は、シティーからバスで30分弱のところにあります。ここに行くためには、まず私の家からバスまたは徒歩でシティーに出て、それからSumner行きのバスに乗って行きます。

その日は日曜日ということもあり、道路も空いており、家からシティーまでのバス、シティーからSumnerまでのバス、それからSumnerからシティーまでのバスのいずれも、それほど大きな遅れもなく、順調に移動することができました。私となおみ(仮名)は「順調、順調…(^_^)」と、喜んでいました。このときまでは…。

そして、事件はシティーのBus Exchangeで起こりました。

このBus Exchangeには、バスの到着予定を知らせる電光掲示板があり、だいたい何分くらい待てばよいかがわかるようになっています。家に帰るためには、「14」または「16」というバスに乗るのですが、この電光掲示板を見たところ「14」が7分ほどでくるとの表示になっていました。この日は日曜日ということで、どちらのバスも60分に一本しか走っていません。タイミングが悪ければ、30分近く待つ必要があるため、この7分はほとんどどんぴしゃの時間と言えました。「いやぁ、今日は最後まで順調だ…」「帰ったらコーヒーでも飲もうか…」そんな話をする私となおみ(仮名)。
気がつくと「14」の到着時刻表示は4分となっています。

ところがです。ここからまったく動かなくなってしまったのです。

本来なら後からくるはずのバスが先に到着しては出発して行きます。それでも表示は「4分」のまま。おっ!変わったと思ったら、なぜか「5分」と変わっています。このバス、バックでもしているのでしょうか?

徐々になおみ(仮名)の機嫌が悪くなってきます…。「おかしいでしょう、これは…」「どうなってるのよ、いったい…」そんな言葉ばかりが聞こえてきます。バスを待ち始めたとき、あと「30分」という表示になっていた「16」のバスが、気がつけばあと5分ほどでくるという表示に変わっています。時計を見ると…そうです。バスを待ち始めて30分近くが経過していたのです。

結局、私たちは「16」のバスで帰りました。私たちが乗るときも「14」のバスの到着時刻は「4分」のままでした。あのバスはいったいどこに行ってしまったのでしょうか…。

ただ、救いだったのは、どうやら辛抱強く「14」を待っていたのは、私たちだけではなかったようで、何人かのキウィたちが、「16」のバスのドライバーに「14を待っとるのに、どうなっとんじゃボケ〜!」というような文句を言っていました。やはり、バスは信用できません…。

と、いうわけで、今回はこれにて終了です。

さて、私は先月英語学校に通っていたのですが、それは先週で終了。そして、いよいよ今度の土曜日に、実際の試験が行われます。昨日、受験票も届きました。それなりに勉強はしてきたのですが…どうなることやら。

もし来週、月曜日にこのページを見ても、なんの変化もなかった場合は、受験した結果があまりにひどくて、これを更新する気力さえなくなってしまったと思って下さい…(^_^;

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