12年振りの…

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

アメリカではハリケーン「リタ」が猛威をふるっているようですね。こちらニュージーランドでも、この「リタ」についてのニュースが連日報道されています。日本でも、今年はすでに台風の被害が出ていましたが、これから本格的な台風のシーズンになってくると思われます。是非、気をつけていただきたいと思います。

さて、このページは、日曜日に原稿を作成し、月曜日に更新をしています。そんな関係で、前回の本編には書けなかったため、トップページにひとことだけ書いたのですが、先週の月曜日(9/19)は、けっこうとんでもないことになっていました。今週はその話をなおみの方から報告させていただきたいと思います。

雪です

なおみです。

先週の月曜日(9/19)、私はクライストチャーチの海側にあるサムナーというところのウォキングツアーの仕事が入っていました。これは、サムナーにあるウォーキングトラックを歩いて、その後、海辺のレストランで食事をとるというツアーなのですが、朝起きて外を見てびっくり。なんと外は真っ白。そして降り続く雪。確かに、前日の夜の天気予報で、カンタベリー地区は雪と言っていたのですが、クライストチャーチはほとんど雪は降らないと聞いていたので、まさか本当に雪になるとは思ってもみませんでした。しかも、けっこう積もっているのです。

つとむ曰く「俺がお客さんだったら、お金が返ってこないとしても、ウォーキングツアーなんか参加したくない」。確かに、こんな雪の中、外を歩き回ろうという人もいないとは思いますが、勝手に決めるわけにも行きません。そこでとりあえずは、お客様の宿泊しているホテルまで行くことにしました。

いつもなら家からシティーにあるホテルまでは歩いて行くのですが、さすがに雪が降っているということで、ちょうどいいタイミングできたバスに乗ってホテルに向かいました。

クライストチャーチは雪に弱い!

途中まで一緒に行動する予定のガーデン&ワインというツアーのお客様と、私が担当するウォーキングのツアーに申込まれていたお客様とホテルのロビーで会ったのですが、さすがにこの雪にはお客様もびっくり。(そりゃ、住んでる人間がびっくりしてるんですから、観光で来られた方はなおさらですよね)急遽、ウォーキングのお客様もガーデン&ワインのツアーに変更され、本当は別の人が担当だったこちらのツアーに同行することになりました。

ウォーキングはただ中止でよいのですが、昼食を予定していたレストランにキャンセルの連絡を入れなければなりません。そこで電話をかけたのですが、

「昼食キャンセル?OK、OK。実は、今日は急遽休みにするつもりだったから、逆に来られても困るわ」

とのこと。この電話のとき、サムナーはまだ雨だったようですが、早々と休業を決めたようです。

さて、なんとかツアーを終了して家に帰るころには、とりあえず雪もやんで、太陽も顔を出していました。帰り道、道路のあちこちに雪だるまが作られていました。(こちらの雪だるまは、なぜか3段なんですよね…)

その夜、テレビのニュースを見たのですが、この雪、なんとクライストチャーチでは12年振りの大雪だったようです。サムナーのレストランだけでなく、クライストチャーチの学校はのきなみ休校。移民局やおみやげ屋さんなど、多くのお店や企業も休業となったようです。そして、大人も子供も雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、けっこう楽しんでいたようです。一方、慣れない雪に事故を起こす車も多数でていたようですし、突然の雪に生まれたばかりの羊が犠牲になってしまったりといった被害も出ていたようです。
このようにクライストチャーチは大変だったのですが、南島のスキー場では恵みの雪になり、1〜2週間前に閉鎖されたスキー場が再開したそうです。

東京も雪に弱いと言われますが、クライストチャーチはもっと雪に弱いということがわかりました。でも、ひょっとすると、クライストチャーチが雪に弱いというより、クライストチャーチのキウィ(NZ人)たちが、雪に弱いだけかもしれませんけど…。

ワークパーミット、いただきました

つとむです。先週のレントゲン撮影のときにも書きましたが、私もワーク・パーミットをとるべく、移民局に行って参りました。

私の場合、ワーク・パーミットは「ファミリー・カテゴリー」というものでの申請となります。これは、すでにワーク・パーミットを取得している人のパートナー(配偶者や、婚姻関係ではなくても移民局の定める期間以上一緒に生活をしているという証明ができる人)に対して発給されるパーミットで、申請が通れば、パーミット取得者と同じ期間だけパーミット(およびビザ)がもらえます。

大雪の次の日の9/20。なおみと二人で移民局に向かいました。ちなみに20日に行ったのは、19日が雪だったから行くのをやめたということではなく、クライストチャーチの日本領事館に頼んでおいた出生証明と婚姻証明書がもらえるのが20日からだったからです。ちなみに、日本領事館は日本の祭日にあわせて休みになるため、19日はもともとお休みだったし、肝心の移民局も雪で急遽休みになっていたので、行こうとしても行けなかったんです。

ちょうどなおみがワーク・パーミットを申請した頃は込んでいた移民局も、前日の雪の影響もあってかあまり人がいません。早速カウンターでワークの申請をしに来たことを告げると、いきなり衝撃の事実が!

「ごめんなさい。実は今日、システムがダウンしていて、すぐに処理できないの。これから書類をチェックするから、後で後ろのポストに入れてちょうだい。昨日は雪でクローズだったし、本当にごめんなさいね…」

あらま。これも雪の影響?なんかいろいろ聞かれるのではと思って、ちょっと緊張していた私は、なんか拍子抜けしてしまいました。

とりあえず書類をチェックしてもらったところ、移民局の受付の女性曰く、パートナーのサポートレターが必要ということ。そんなもん書いてません。すると、なおみが申請したときに受付をしていたため、すっかりなおみと仲良くなったマーサという女性が登場、

「サポートレターがないの?それじゃなおみ、紙をあげるから、ここで書いちゃいなさい。書き方教えてあげるから」

と言って、レポート用紙とペンを貸してくれました。

「ここに日付を書いて…私は、夫のワーク・パーミットの申請をサポートします…そうそう。あとはサインして…。そう、それで大丈夫」

製作時間、約1分。あっという間にサポートレターの出来上がり。こんなんでいいの?という感じですが、なんたって移民局の人間が言うんですから、ここは信用するしかありません。

他の書類のチェックも終わり、申請書類一式とパスポート、それから申請料金を封筒に入れて、移民局にあるポストに投函。あとは、移民局からの連絡を待つだけとなりました。

待つこと2日。移民局から封筒が届きました。あけてみると、移民局からのレターと、出生証明と婚姻証明の書類、そしてパスポートが入っていました。ひょっとして却下?やっぱりあのサポートレターじゃだめ?と思ったら…無事、ワークパーミットとビザがおりました。なおみが取得するまで3ヶ月以上かかったパーミット、私は2日でもらえてしまいました。別に私のせいじゃないんですけど、なんとなく申し訳ないような…(^_^;

それはそれとして、これで私も晴れてニュージーランドで働くことができるようになりました。これからは就職先もぼちぼち探して、ぷーたろー生活脱出をはかりたいと思います。

と、いったところで今週は終わりです。

今後、私の就職先なんかも決まってくれば、もう少し落ち着くことができて、胸を張って「是非、クライストチャーチに来て下さい!」と言えるようになるかなぁ…と思っています。目標の永住権については、まだまだというところですが、引き続きがんばっていこうと思います。

それでは、また来週お会いしましょう…

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