ニュージーランド・クライストチャーチでの生活の様子をお届けしております…
No.75 一年振りの日本
皆様、いかがお過ごしでしょうか？つとむです。
気がつけば7月ももう終わりですね…早いものです。早いものと言えば、このページも3週間もお休みをいただいてしまいました。いやはや、そんなに休んでしまったのかと、ちょっと驚いています。と、いうのも、7月10日は急に仕事が入ってしまい、翌11日の早朝には帰国の途に着くという状態になったために3週間の休みになってしまったわけです。失礼いたしました。
私つとむは、先週の火曜日（7月25日）にクライストチャーチに戻ってきましたので、戻ってほぼ一週間経ったのですが、今回はクライストチャーチの話ではなく、日本に戻った話をさせていただきたいと思います。
777だぜ！
さて、今回の帰国では、ニュージーランド航空を利用しました。（正確には日本航空で予約しました）航空運賃は、やはりできるだけ安く済ませたいと思い、シンガポール航空なども考えたのですが、旅行会社で調べてもらったところ、結局シンガポール航空などを利用した場合でも、料金にそれほど大きな違いがないことが判明。そんなに違いがないなら、日本への直行便となるニュージーランド航空の方が楽だろうということになったのです。
ニュージーランド航空の日本行きの便は、残念ながらクライストチャーチからは出ていませんので、朝5:45クライストチャーチ発オークランド行きの便でますはオークランドへ、そしてオークランド空港で出国手続きをして、日本行きの便に乗り換えとなります。朝早い便ということで、下手に寝ると起きられないかも…という心配があったため、出発の日は徹夜して空港へとなりました。
特にトラブルもなくオークランドに到着、そして日本行きの便に乗ると…おっ！ボーイングの777になってるじゃありませんか！昨年戻ってきたとき（8月末）は違ったのに…。
このボーイング777、エコノミーでも座席の前にモニターがあって、自分の好きなときに好きな映画を見たり、音楽を聴いたり、ゲームをしたりということができるようになっているのです。実は私たち二人ともけっこう映画好きで、飛行機の中の映画が楽しみだったりするのです。ところがこの777になる前のニュージーランド航空では、機内の映画が始まると同時に食事開始、映画の途中で飲み物サービス…といった感じで、とても落ち着いて映画を見られる環境ではありませんでした。しかしこの777なら、好きなときに見られるし、一時停止なんかもできるので、ゆっくり見ることができます。二人とも徹夜で飛行機に乗ったにもかかわらず、立て続けに見たかった映画を見まくりました。（実際には見ている途中で寝てしまってたんですけどね…）
今回およそ一年振りにニュージーランド航空に乗って、もうひとつ変わっていることがありました。それは、機内食についてくるフォークやナイフなどの食器。昔は鉄（？）製のちゃんとしたフォークやナイフがついていたのですが、今回乗ったらすべてプラスチックになっていました。あの食器、結構使いやすくて好きだったんですけどね…こちらはちょっと残念でした。ま、家になぜか2セットあるんで、いいと言えばいいんですけど…(^^;
べ、べたべたするぅ〜
そして無事に成田到着。着いてまず感じたのは…あ、暑い！そして、べ、べたべたする！
そりゃ冬のニュージーランドから、梅雨明け前とは言え、夏の日本ですから暑くて当然。しかしそれよりもびっくりしたのは、やはりじと〜っとした、まとわりつくような暑さです。
もともと私（つとむ）は東京生まれの東京育ち、チャーチに来る前は川崎暮らしだったので、関東地方のこうしたじと〜っとした暑さには慣れていたはずなんですけど、一年振りに戻った東京のべたべた感は、私の想像以上という感じでした。寒いところから来たので感覚がずれていたのか、それともチャーチの気候に慣れてしまたのかわかりませんが…。いや、そのいずれでもなく、年々東京の湿度が上がっているのかもしれませんけど。
しかし、幸か不幸か、私がいた約2週間、梅雨前線が見事に関東地方で停滞、各地に大雨の被害を出すほどでした。おかげさまで、湿気が多い上に暑くて死にそう…ということにはならずにすみました。それでも、クーラーを“ドライ”とかでかけてないと、やっぱり暑かったですけど。
すごいぜ、ニッポン！
今回の帰国では、保険やら年金やらの手続きについて調べたり、日本に置きっぱなしになっていた荷物の中から欲しいものをこちらに送ったり、必要なものを新たに買って送ったり、私の両親となおみの両親とみんなで温泉に行ったり、友達に会いに行ったり…などとしているうちに、あっという間に2週間経ってしまったという感じでした。（会って下さった皆様、その節はありがとうございました）そんな中で思ったのは、やっぱり日本ってすごいなぁということです。実は友人からは「何を外国かぶれのようなことを言っているんだ！」と言われてしまったのですが、およそ一年振りに戻ると、あらためて感じるところもあるわけで。
ともかく人が多い。もうどこに行っても人がいますよね…。これは特に東京だからというのもありますけど、例えば原宿の竹下通りに行ったのですが、チャーチ中の人を集めてもこんなに人がいないだろうっていうくらいの人が歩いてました。びっくりです。よく地方から出てきた芸能人が「（あまりに人が多くて）祭りかと思った」なんて言っているのを聞いたことがありましたが、その気持ちがよくわかるようになりました…(^^;
それから、本当にいろいろなものがありますね…。食べるものでもそうだし、電化製品から本や、洋服…ともかく、クライストチャーチでは見られないくらい、いろいろなものがあると思いました。特に100円ショップ。日本にいたときから、いろいろなものがあるとは思っていましたが、あらためて行ってみると、まぁあるわあるわ。そして、こんなもんまで100円でいいの？というものがけっこうありますよね。すごいもんだ。（ニュージーランドにも$2ショップはありますが、比較になりません）思わず、いろいろなものを（無くてもよさそうなものまで）買ってしまいました。すっかり店側の術中にはまっているという話もありますが…(^^;
そしてチャーチへ
そしていよいよチャーチへ戻るときが来ました。けっこうな数の荷物を送ったのですが、すぐに使いたいものなんかは、スーツケースに詰め込んで持って帰ることに。そして詰めてみると…お、重い…。しかし、もう持って行くしかありません。空港についてチェックインすると、完全に重量オーバー。超過料金を取られることになってしまいました…(T_T) しかもこの超過料金、予想以上に高くて、思わず泣きたくなりました…(T_T)（郵便局から航空便で送った方が安かったと思います）
更に、この時期なら飛行機もそんなに混んでいないだろうと思っていたら、中学生だか高校生だかの団体と一緒になってしまい、飛行機もほぼ満席。おまけに窓側の席になってしまったために、飛行中にトイレに行くにも、横の人たちの様子を見ながらでないと行けないし…。更に更に、映画を見ていたら、私の座っていた列のモニターの調子が悪くなり、突然早送りになったと思ったらあやしいメッセージが表示されたきりになってしまうし…（これは、しばらくして直りましたけど）。なんだか、最後の最後まで、ばたばたした一時帰国となってしまいました。
と、いうことで、今週はこんな感じで終了です。
前回の結びにも書きましたが、なおみは諸般の事情から、私よりも長く日本にいることになっており、まだ帰ってきておりません。と、いうわけで、このページも暫くは私一人でお届けすることになると思います。ただ、なおみからおもしろい話が入ってくれば、“チャーチ便り”ではなくても、ご紹介したいとも思っています。そんなこんなな状況ですが、引き続きよろしくお願いいたします。
それではまた来週…。
