KAIKOURAへ行った

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

クライストチャーチは、先週は比較的おだやかな日が続いたのですが、週末になって大荒れになってしまいました。昨夜は、突然カミナリが鳴り始めたかと思うと、ばらばらと雹(ひょう)が降ってきました。そして今日は強風と雨と霰(あられ)。まさにテリボー(terrible)な天気になっています。

IELTSの結果について

今週のお話に入る前に、先週、先々週のネタとしましたIELTSの結果が、今週の水曜日に帰ってきました。これにつきましては【特別編】としてこちらに掲載しましたので、興味のある方はご覧いただければと思います。

KAIKOURAへ行ってきた

全員先週の金曜日にカイコウラに行ってきました。カイコウラについては…なおみさんに説明していただきましょう。

はい。では、簡単にご説明させていただきます。

カイコウラは、クライストチャーチの約200km北に位置する海沿いの町です。このカイコウラはホエールウォッチングで有名な町で、ボートで沖合に出ると、マッコウクジラやダスキードルフィンというイルカ、また運がよければ、ニュージーランド南島のあたりにしかいない世界最小のイルカであるヘクターズドルフィンなどを見ることができます。また、半島の突端にはシール(アザラシ)コロニーがあり、野生のアザラシを見ることもできます。また、このカイコウラという名前は、マオリ語で「イセエビ(クレイフィッシュ)を食べるところ」という意味で、クレイフィッシュでも有名です。

ありがとうございました。さすが、仕事やっていると違いますなぁ…
で、今回カイコウラへ遊びに行こうということにしたのは、私(つとむ)がしばらくの間NZを離れことになるので、その前にちょっと遊びに行ってみようということからで、一番のお楽しみはホエールウォッチングではなく、イセエビを食べよう!というものでありました。

まずはシーフードチャウダー

さて、クライストチャーチからカイコウラまでは、車で行けば約2時間半程度なのですが、今回は列車で行くことにしました。カイコウラ行きの列車は、一日一便、朝7:30にクライストチャーチの駅を出ており、3時間ほどでカイコウラに到着します。また、帰りは16:08にカイコウラを出て、クライストチャーチに19:00到着というものがありますので、これを使って日帰りすることにしました。前日にインターネットで調べたところ、ウィンタースペシャルという割引料金の席があり、速攻で予約。ちなみにお値段は大人二人往復でNZ$109(約8,720円)となりました。

朝6:00前に家を出て、町外れにあるクライストチャーチの駅へ。7:00頃チェックインをして、予定通りの7:30に、列車はクライストチャーチ駅を出発しました。そしてカイコウラの駅についたのが10:30頃。列車内でちょっとしたものは食べたのですが、まだお腹がすいているということで、大家さんのボブに教えてもらったシーフードチャウダーを食べに行くことにしました。このボブお勧めのシーフドチャウダーが食べられるお店は、カイコウラの駅から徒歩5分程度のところにあるカフェで、トースト付きのシーフードチャウダーがNZ$7.00(約560円)という、なかなかリーズナブルなお店でありました。具はほとんど貝類だけですが、お勧めなだけあって、なかなか美味しいものでした。

イセエビ…

シーフードチャウダーもよいのですが、私たちの真の目的はイセエビです。なんたってカイコウラは「イセエビを食べるところ」なんですから、やはりイセエビが食べたい。そこで、カイコウラに来る前に、イセエビのお勧めの店もボブに聞いていました。それは「ニンス・ビン」というお店で、安くておいしいとのこと。しかし、よくよく調べてみたところ、このお店、なんとカイコウラの駅から北に20kmも行ったところにあるのです。カイコウラまで車で来たのであれば立ち寄ることも可能なのですが、電車で来た私たちは、さすがに20km離れた店に行くことはできません。もちろん、カイコウラの街中のレストランなんかでも食べることはできるのですが、やはりレストランなどは値段が高いんですよね。半身でだいたいNZ$40(約3,200円)くらいしてしまいます。うぅ…食べたい…でも高い…。

しょうがない。今回イセエビはあきらめて、また今度レンタカーでも借りて来ることにしよう。今日のところは、シールコロニーでアザラシでも見て帰ろう。そうして私たちは、海沿いの道をとぼとぼとシールコロニーを目指して歩き始めました。

しかし、30分ほど歩いたとき、私たちは見つけたのです。漁港の側にあるシーフードマーケットを。ここなら街中より安くイセエビを買うことができるのではないか…。そう考え、このシーフードマーケットに入ってみました。

アザラシ…

と、ここまででイセエビの話はひとまず置いておいて、先にアザラシの話を少し。

カイコウラには、何箇所かシールコローニーがあるのですが、今回私たちが行ったのは、町から約1時間ほど歩いた、半島の突端にあるシールコロニーでした。
このシールコロニー、特に何があるということではなく、アザラシ達の集まってくるところに、駐車場を作っただけという感じの場所で、駐車場と写真のような「アザラシとは10mは離れましょう」みたいな注意書きがあるだけのところです。

アザラシ注意の看板

で、実際アザラシが見られたのかというと、いちおう見られました。はい、こちらが陸にあがってきていたアザラシ君であります。

草むらのアザラシ

そしてこちらが、岩場で日光浴をするアザラシ君であります。

岩場のアザラシ

そしてこれが、岩場で日光浴をするアザラシ君に近寄ろうとする無謀なおじょうさんです。(わかりずらいのですが、左手の岩の上にいるのがアザラシ、右手に立っているのが無謀なおじょうさんです)

アザラシとおじょうさん

再びイセエビ…

さて、それでは再びイセエビの話に戻ります。

私たちの入ったシーフードマーケット、実際はマーケットなどというほどの大きさもないお店だったのですが、いました、いました。イセエビちゃん。しかも、生きているやつとゆでたやつの二通りがいます。日本人ならやっぱり刺身で食べたいところですが、家に帰る時間を考えると、生きている奴を買うのはちょっと無理。そこでゆでてある奴を買って、外で食べることにしました。

気になるお値段ですが、1kgあたりの値段がNZ$56.25(約4,500円)、私たちの買ったのが一尾572gでNZ$32.20(約2,576円)でありました。お店の人に頼んで、一尾を半分に切ってもらい、それを持って防波堤のようなところに腰掛け、早速食べることに。

これがそのイセエビちゃんです。

イセエビちゃん

中身はこんな感じ。身がぎっしり…(^o^)

中身はぎっしりの図

しっぽの部分の身。大きさ、わかりますでしょうか?

しっぽの身

いや、まさに至福のとき…。私は日本でもイセエビをあんな風に食べたことはありませんでした。こんなにいっぱいイセエビを食べちゃうなんて、なんか罰があたるんじゃないかという気さえしてしまいました。

食べること約15分…

残骸。ごちそうさまでした。

こうして一番の目的であった、カイコウラでイセエビという思いを、無事果たすことができましたとさ。めでたしめでたし。

と、いうことで今週はこれで終わりです。

早いもので、私(つとむ)が2月の中旬に戻って来てから2ヶ月が経ちました。そして、またもや日本に帰らなければならない日がやってきてしまいました。明日(4/25)の昼過ぎにクライストチャーチを離れ、シンガポール経由で日本に戻ります。今回は4ヶ月近く日本で過ごすことになります。そこでこのページもしばらくお休みしようか…とも思ったのですが「なおみ特派員編」というかたちで更新することにしようと考えています。ということで、当面は今まで通りの週一更新でいきたいと思いますので、引き続きご愛読いただけますよう、よろしくお願いいたします。

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