No.53 捨てたもんじゃない

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

おそらく日本ではトリノオリンピックの話題が連日報道されているのではないかと思います。私たちもテレビでのダイジェスト放送などを見ています。しかし、時差が12時間もあるということもあり、基本的に生放送はありません。なので、どの競技もだいたい見る前に結果をネットで見てしまっているという状況です…。また、ダイジェスト放送では上位入賞者の映像しか流れないため、あまり日本人選手の姿も見ることができません。ニュージーランドで勇士が見られるように、日本人選手の皆さんにもがんばっていただきたいものです。

警察からの手紙

なおみです。

No.52 兄さん、事件です・・・」で、財布を無くした話をさせていただきましたところ、掲示板やメールなどではげましのお言葉を皆様からいただきました。その節はありがとうございました。実は、これについて新たな展開(?)がありましたので、ご報告させていただきたいと思います。

それは、つい2〜3日前のことです。朝ごはんを食べ、片付けをして、出かける準備をしていると、大家さんのボブが手紙を届けてくれました。つとむが受けとったのですが、

「あれ?警察から手紙来たよ」

なんて言うじゃないですか。まずこれを聞いた瞬間、またまた…この人は何言っちゃってるの?と思ったわけです。別に悪いことした覚えはないし。警察関係で覚えがあることと言えば、先日の“財布”の件だけです。

そこで早速、封筒を開けて中の手紙を読んでみると…どうも、サイフが見つかったから取りに来いというような知らせのようなのです。

確かに警察に紛失届も出しましたけど、これは財布が出てくることを期待していたわけではなく、免許証の再発行などに必要な時にために出したというのが本音。当然、もう財布は出てこないと考えていたので、本当にびっくりしました。

更にびっくりしたのは、見つかったものとして「カードホルダー」も書かれていたこと。実は、財布と一緒にカードホルダーもなくなったのですが、警察への紛失届には面倒だったので財布だけしか書いてなかったんです。なのに、どうやらカードホルダーも一緒に見つかったようでした。

しかし、実際にものを見てみるまで、本当に私の財布が出て来たかどうかわかりません。その日の用事を済ませた夕方の16:00頃、シティーでつとむと合流、警察に行ってみました。

警察のビルに着いて、前回届けを出した部署にいた女性に手紙を見せたところ、「あ。これね。はいはい。ちょっと待ってね」という感じで、奥の倉庫のようなところから紙に包まれた財布を出してきてくれました。ちなみに、届けを出したときにいた手の震えていたおばあさんですが、この日もいらっしゃいました。いらっしゃいましたが、ちょうど退署時刻(?)となったようで、私たちと入れ替わりのタイミングでお帰りになられました。

さて、手紙を見せた女性が持って来てくれた財布とカードホルダー。早速包み紙を取ってみると…まさに、私の財布とカードホルダーです。中を見てみると、現金とこちらの銀行のキャッシュカードは無くなっているものの、クレジットカード類、日本の免許証、更にカレー屋さんやコーヒーショップ、パン屋さんのスタンプカードの類まで、全て入っていました。

あぁ、出て来たんだ…と、ちょっと感傷に浸っていると、「あなたのであってる?そう。じゃ、持って帰っていいわ。バイ!」という感じで、“これで私の仕事は終わりよ。さっさと帰って帰って”という感じで言われてしまったので、どこでこの財布が見つかったのか、誰が持って来たのかということも確認できないうちに、警察署を後にすることになってしまいました。更に言えば、本人確認があるかと思い、念のためパスポート持参で行ったのですが、まったく見せることはなし。写真の書類だけで引き取りができました。いいの?こんなんで?

なかなか海外で物がなくなったら出てこないと言われる中、つとむのケータイ紛失のときといい、今回の財布といい、ニュージーランド、捨てたもんじゃないじゃん!なんて思ってしまいました。

フラワーフェスティバル

つとむです。

先週簡単にふれましたが、クライストチャーチの“少なくとも対外的には最大のイベントと思われている”フラワーフェスティバルについて、今年は簡単にご紹介をさせていただきます。

いきなり何ですが、率直な感想として、今年は去年よりもパワーダウンという感じがしました。昨年はチャーチ名物のトラムに花が飾られたり、日本人的な感覚でいうと「こんなもん?」という感じはあるものの、大聖堂前にけっこう花が飾られたりしていたのですが、トラムの花はなく、大聖堂前も去年より花が少ない感じです。なおみと二人、「もう少し気合いを入れたフェスティバルにできないもんなのか?」と、何故か心配してしまいました。

そんな中、昨年よりパワーアップしていたのがこちらの“インフォメーション”。

大聖堂前のインフォメーション

これは、昨年はなかったと思います。ここで、フェスティバルのパンフレットなんかがもらえたりして、なかなか便利で良かったと思います。

このフェスティバルのメインは、大聖堂の中に設置された「花の絨毯」と、そこで行われる「ファッションショー」です。これはいちおう今年も押さえておこうということで、なおみと二人、ひとりNZ$5(約400円)の入場料を払って、大聖堂の中へ。

で、中はこんな感じでありました。大聖堂内の両脇にも花が飾られ、さすがにこの中はフラワーフェスティバル!という感じになっています。

そして、ファッションショーですが……実は、去年はショーの写真を撮れたのですが、今年は“撮影禁止”の張り紙が…。まぁ著作権の問題等があるんでしょうが、今年も写真を撮ろうと思っていたのでちょっと残念。ただ、構成等はだいたい去年と同じような感じで、衣装も新作もあったようですが、昨年と同じものもあったと思います。(昨年の様子は「No.11 フラワーフェスティバル」からどうぞ)と、いうことで、来年はもう見なくてもいいかなぁ…というのが率直な感想だったりします…(^^;

なんてことを書いてしまいましたが、偶然大聖堂であった友人が、ご両親を連れて来られていたのですが、お母様はお花が好きということで、けっこう喜ばれていたとのことでした。私たちとすると2回目ということもあったし、(特に最初に)妙に期待したところもあったので、「とほほ感」が強かったこのフェスティバルですが、素直な気持ちで楽しめば、案外捨てたものではないのかもしれませんね…。


はい。と、いうことで、今週はこんな感じで終わりです。

フラワーフェスティバルの話をさせていただきましたが、実はこのフェスティバル、この原稿を書いている今日(2/19)で終了です。まだこの後も、昨年も行った「Chinese Lantern Festival」やクラシックコンサートの「Rick Armstrong Classical Sparks」などの「夏のフェスティバル」が残されてはいますが、ラグビーも始まり、そろそろ秋の気配?なんていう気分になってきます。

日本もこれから少しずつ暖かくなり、春を迎えることになると思います。季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので、どうぞ皆様、お気をつけ下さい。ではまた来週…。

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